eggfirst
2016年7月18日

お金の意味

「お金」と聞くと、欲しいなあとか足りないなあとか、色々なことを即座に連想する。連想するものが多いということは、即ちそれだけ日々たくさん考えているものだということだ。よく聞くのは、汚いものなくていいものという声。お金を諸悪の根源としてみなし、資本主義がどうだとかこうだとかいう人が多い。

でも、簡単な思考実験をすることで、お金が必要だということはすぐわかる。

例えばAさんがいて、Bさんい何かをしてあげた時に、もしお金がなければ、BさんはAさんに対して恩を借りるということになる。そして、タイミングが来た時に自分ができる範囲内で恩を返すことになる。ただ、もしBさんができることの中にAさんが欲していることがなかったとしたらどうだろう?その場合BさんはAさんに恩を返せず、つらい思いをする。例え返せたとしても、例えばAさんの娘さんが病気で、そのためにはお医者さんを呼ばないといけないとする。Bさんは、お医者さんではないので、自分ができること以上においしゃさんをよぶことを手伝いたいのにそれができない。

そこにお金が入ってくると、BさんはAさんに対して、即時に恩を返せるようになる。 あいてやこちらが企業であっても同じ。もらったものに対して即座に恩を返すことができるのである。

僕は、お金わたすということを他の人に幸せや楽しみを渡すためのチケットを上げていると思っている(難しいけど思うようにしたい)。

心の声としては、「くれて有難う。すぐに返したいんだけど、あまり時間がないし、自分がやるよりも他の人のほうがうまくあなたを満足させれるから、このチケットをあげるね、有難う。」

受け取った人はなにかのサービスを受け、あげれる分だけこのチケットを他の人にあげる。

こういうふうに捉えてみることで、日々が少し明るくなるのでは?

© 2020 Takayuki Cho